世界収集家

  • 早川書房 (2015年11月20日発売)
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本棚登録 : 144
感想 : 12
4

リチャード・フランシス・バートンを題材にした物語。バートンには
肩書がとても多く(イギリスの探検家、人類学者、作家、言語学者、
翻訳家、軍人、外交官)それだけでもエネルギッシュな人物だと推測できるが
この本を読むと本当に常人の理解を超えるパワーを持ったバートンに圧倒された。

物語自体は三部構成、インド・アラビア・東アフリカからなり第一部のインドが
およそ半分を占める。長いけどインド部分が一番読み進めやすい。読みづらかったのは
アラビア。イスラムに対する知識がないので十分には理解できず。アラビアは冒険譚色が強かった。

映画にできれば面白そうですがスケールが大きすぎて今の映画業界では無理でしょうか…。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年7月1日
読了日 : 2016年6月30日
本棚登録日 : 2016年6月30日

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