リチャード・フランシス・バートンを題材にした物語。バートンには
肩書がとても多く(イギリスの探検家、人類学者、作家、言語学者、
翻訳家、軍人、外交官)それだけでもエネルギッシュな人物だと推測できるが
この本を読むと本当に常人の理解を超えるパワーを持ったバートンに圧倒された。
物語自体は三部構成、インド・アラビア・東アフリカからなり第一部のインドが
およそ半分を占める。長いけどインド部分が一番読み進めやすい。読みづらかったのは
アラビア。イスラムに対する知識がないので十分には理解できず。アラビアは冒険譚色が強かった。
映画にできれば面白そうですがスケールが大きすぎて今の映画業界では無理でしょうか…。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年7月1日
- 読了日 : 2016年6月30日
- 本棚登録日 : 2016年6月30日
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