ペナンブラ氏の24時間書店

  • 東京創元社 (2014年4月20日発売)
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本棚登録 : 996
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ベーグル屋で働いていたクレイは不況のあおりを食らって、書店員に転職する。その書店はちょっと不思議な書店で…。

天井までぎっしりと本で埋められ、やってくるお客は少し奇妙、店長のペナンブラ氏も奇妙、クレイは、この書店で出会ったキャット(グーグル社員の女性)と昔からの友人で裕福なニール(会社のCEO、世界一のオッパイ物理学エキスパート)と、ゲームのパーティーのように3人組で書店の秘密を探り始める。

グーグルの技術、愛読書の『ドラゴンソング年代記』、クレイ自身のひらめき、様々な要素が最後にカチッと嵌り、500年の謎は見事に解かれる。

最後は少し畳みかけすぎだなぁという感はあるものの、爽快な終わり方でした。

グーグル推しがすごかったのでちょっと冷めたかな…。個人的に架空の会社が良かった。

「グーグルにとってはフェイスブック」(P96)がライバルだとしているけれど(本書は2014年発行)、2021年現在はどうでしょう?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年6月10日
読了日 : 2021年6月10日
本棚登録日 : 2021年6月10日

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