折れない心について知りたくて読書。
各章のまとめを先に読んでから読むと読みやすく感じる(最終章だけまとめがない)。心理学の要素を生活の中で実践できるように説明されていて分かりやすい。
24時間肯定的な人間はいない。否定的な考えや言葉を口にすることも当然なら存在する。大切なことは否定的な習慣を否定したり、排除することなく認めること。そして、認識して、肯定的な領域を増やすことで否定的な領域を相対的に小さくすること。
自己分析や自己客観視力が高い人間が強いと思う。それが自己肯定力を高い人間でもあるともいえるから。
否定的な感情や言葉を発したら、自分の中でそれを打ち消す習慣をは今の自分にはいい習慣だと思う。
妬みや嫉妬は大小異なるが誰でもあるもので、自分の不満や将来への不安、コンプレックスなどが大きくすると認識することも自分の心を軽くする方法だと思う。今の日本は30年前と比べると嫉妬や不満を持つ人は増していると感じる。
ストーカーや攻撃的なナルシストなど問題行動を起こすような医学的に精神障害がある人はそもそもこの本は手に取らないと思う。しかし、心理学を応用したよような内面や精神治療、訓練はもっと必要になる日も近いと思う。
読書時間:約30分
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
心理
- 感想投稿日 : 2012年4月21日
- 読了日 : 2012年4月21日
- 本棚登録日 : 2012年4月20日
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