映画が気に食わなかったわけではなく、原作の方が気に入ったということで星ひとつ減。
原作を読みながら描いていたキャスティングはなんとなくこんな感じではなかった。とはいえ自分の記憶よりは若干齢を重ねた感のある宮本信子の演技には役どころの的中度も手伝って感服させられた次第。
終盤のセッティングは原作からはかなり逸脱していたものの、その分迫力と勢いは伝わってきた。なので「映像化作品」としては素直に拍手したい。読了からこの鑑賞の間までに実物の眉山を目にする機会に恵まれただけではなくロープウェイにも乗って上がった体験をしていただけにその部分の臨場感は抜群であった。やっぱりこういう要素は大事だなと感じる。
あー、また「すだちビール」、飲みたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
邦画:鑑賞その他
- 感想投稿日 : 2018年1月31日
- 読了日 : 2014年4月28日
- 本棚登録日 : 2018年1月31日
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