七十四秒の旋律と孤独 (創元日本SF叢書)

著者 :
  • 東京創元社 (2020年12月21日発売)
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本棚登録 : 215
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ヒトがワープを開発した時、人工知性であるマ・フだけがワープ中の高次元で74秒の時間を認識することが出来た。それにより略奪しようとするモノと守るモノが生まれた。
最初の短編が一番SFらしくまとまっている。その後は中編をつなぎ合わせている印象。74秒の空白は最後の方で出てくるが、全く別の出来事が主軸であり、これはこれで引き込まれるストーリーであった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年5月1日
読了日 : 2022年5月1日
本棚登録日 : 2022年2月11日

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