忙しいビジネスマンでも続けられる 毎月5万円で7000万円つくる積立て投資術 (アスカビジネス)

  • 明日香出版社 (2009年6月17日発売)
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感想 : 105
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<この本に出会ったきっかけ>
・著者のカン・チュンドさんとは二度お会いしたことがあって、投資の捉え方に共感したから

<読書後に期待すること>
・毎月5万円で7,000万円つくる方法を知る
・そのためのお奨めの金融商品を知る

<あらすじ>
やがて訪れる「稼ぎがない時期」を見据えて、資産を蓄えよう。そのための方法として、忙しいサラリーマンや日本人の気質に合った資産形成の方法が、“積み立て”投資。毎月積立てるお金に“働いて”もらう(=投資をする)ことで、毎月の「掛金」5万円、ボーナス時に年2回、20万円ずつ増額、年率5.5%、30年間の運用で、約7,600万円をつくることができる。あとは、普段の収入の流れに、積立て投資という「しくみ」をはめ込み、「しくみ」を稼動させるだけ。

<感想>
この手の本は何冊か読んできたので、特に目新しさはなかった。よく運用の年率を5%で計算させる本があったけど、この本では5.5%。最近はそうなのかなぁ?

僕の中で僅かながら、“積立て投資は損”という見方が残っているので、この本を少し斜めから見てしまったかも。割安だと感じた時が“買い”であって、そうでないときも購入してしまう自動積立ては、高値買いもしちゃうんじゃないの?…と。ま、でも、人間って気持ちに左右されちゃうものだから、ついつい「もっと値下がりするかも」って思いが強いと、買い時を逃しちゃうんだよね。そういう意味では、日頃のそんなソントクの感情から開放してくれる、自動積み立ての「しくみ」を作ることは、大いにメリットがあるかも。早速設定してみようかな。

そういえば、新興国の指数(MSCIエマージングマーケット)に連動する投資信託(STAM新興国株式インデックス・オープン[信託報酬:年0.8715%])が出てたことを知りました。しばらく投資の情報から離れたので、こういう商品の登場に全然気づきませんでした。一時期は、ETFのiShares MSCI Emerging Markets (EEM)しか選択肢がなかった様な…。気のせいかな⁇

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マネー
感想投稿日 : 2010年7月13日
読了日 : 2010年6月13日
本棚登録日 : 2010年7月13日

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