ある人の言葉を借りたある人の言葉を借りるなら
“最高の戦争映画”とおいうコトバがふさわしい映画。
主人公達が海兵隊に入隊、丸刈りにするシーンから始まり
鬼教官のもと、しごかれ徐々に兵士になっていく。
この過程が実におもしろい。
しょっぱなから教官がフレッシュたちを罵倒する。
ずっと罵倒する。その例えがハンパなく汚い。
走ってるときの歌なんて笑えます。
で、その“純”なフレッシュたちが卒業、また
卒業するまでに徐々に“兵器”へと変わっていく。
後半はヴェトナムが舞台。
ヘリから市民を兵器で撃ち殺す兵士や
死体を横に記念撮影する兵士など
決して戦争をキレイに描くのではなく
とことん汚いところをみせていく。
胸にピースマークをつけた主人公・ジョーカーも
最後には変貌を遂げる。
2時間で舞台は2つというシンプルな形の中で
フレッシュたちの変化から反戦を
でもクスッと笑える要素を入れて
非常に見やすくわかりやすかった。
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カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2009年3月22日
- 本棚登録日 : 2009年3月22日
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