ろう文化宣言の張本人であるだけに、主張が明確かつ筋道が通っていて、読んでいてうなってしまいます。
「その人が手話だと思ったら何でも手話だ」という某連盟の立場にも食って掛かるような勢いと、その説得力がすごい。改めて、木村さんのカリスマ性を感じます。
ろう者は確かに数ではマイノリティだし、社会ではストレンジャーとして扱われてしまうけれでも、だからこそろう独自の文化を大事にしていかなければいけないんだな、と痛感させられました。
自分も、もっと手話に対して明確な立場をとれるようにならなければ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
聴覚障害・手話
- 感想投稿日 : 2007年8月5日
- 読了日 : 2007年8月5日
- 本棚登録日 : 2007年8月5日
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