タイトルから小難しく思うが、読みやすく心にストンと落ちる名著。経営がとても合理的で宅急便への参入、荷物の積み込み方の改善、コンテナによる中継所での運用など、言われればなるほどと思うことを著者は論理的に考えていくことで様々な新しい手法を見出している。特に圧巻だったのが労働組合との対応。経営者であれば労働組合は対峙するものだと思っていたが、著者は労働組合の存在自体も会社の発展に活用している。経営者はこうあるべきと示した1冊だと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
自伝
- 感想投稿日 : 2015年11月9日
- 読了日 : 2014年3月16日
- 本棚登録日 : 2015年11月9日
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