少子化論: なぜまだ結婚、出産しやすい国にならないのか

著者 :
  • 勁草書房 (2013年4月1日発売)
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感想 : 13
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少し内容が冗長的に感じるが、少子化論について丁寧な分析をしている著作である。論文と同様に後半200ページ以降をまず読んで、詳細は各章を見ていく読み方が適切である。外国に住んでいた日本人親100名のインタビューから、日本社会全体が赤ちゃんや子育てに対して厳しい、冷たいとの分析があり、昨今のマタハラや、ベビーカー乗車への冷遇など、心的な面で日本人の意識を改善する必要があると強く思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス
感想投稿日 : 2014年10月16日
読了日 : 2014年10月16日
本棚登録日 : 2014年10月16日

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