1939年米。原作エミリー・ブロンテ。
風吹の夜、道に迷った男が転がり込んだ家。外から女の声がするといって家の男が外に出ていく。その間に家政婦から家にまつわる昔の話を聞くという体裁。
昔話は、引き取られた孤児とともに育てられた家の兄妹との恋愛と確執。数奇な運命をたどりいったん出た家に成功者として戻った孤児だった男はかつて好きだったその家の女性と再会するが既に他家に嫁いでいる。
結局死んでしまう女性と最期を看取る男。話に無理がありそうなところが矛盾に満ちた人間の生を反映しているともいえるだろう。
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- 感想投稿日 : 2022年12月24日
- 読了日 : 2022年12月21日
- 本棚登録日 : 2022年12月24日
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