昔、ドラえもんの「竜の騎士」で見た恐竜の隕石衝突絶滅説が、ここ30年くらいにできあがった話だったとは・・・。
科学者の中の科学者とも言うべき人のはなし。
学者の世界の足の引っ張り合いや学説が確固たるものとなっていく過程は、本当に面白い。
下手な小説を読むより、本書の事実の記述のほうが物語らしく思える。もし科学が数式や実験でできる無機質なものと思う方がおられるのなら、この本を一度読んでみてください。
人間のぶつかり合いで科学が作られていくことがよくわかると思います。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
科学
- 感想投稿日 : 2010年6月16日
- 読了日 : 2010年6月16日
- 本棚登録日 : 2010年4月17日
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