ネコババのいる町で (文春文庫 た 32-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (1993年3月10日発売)
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本棚登録 : 78
感想 : 10
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ちょっとしたことで人生が大きく変わる。
まして親から離れたり、離婚などあれば尚更だ。
人はそれぞれ固有の原理に基づき生きている。
出会い、別れでお互いに影響しあっているのだ。
3つの短編がそのことを如実に表していた。
芥川賞受賞の本作はそのことをしっかりしたストーリーの中で表現し、心に残る一冊となった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年3月29日
読了日 : 2021年3月29日
本棚登録日 : 2017年4月29日

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