ラストまで見て、感動して泣きました。
宇宙空間を表現した撮影、俳優の演技は真に迫るものがあり鑑賞中は少しも目が離せない。
広大という言葉では表現できない程、深遠の宇宙なはずなのに、とてつもなく閉鎖的。
時間も場所もどこまでも自由なはずなのに、生き抜くためにどこまでも不自由。
幾重にも重なる困難と試練を乗り越えた先のラストシーンが必見だ。
主人公は宇宙からの生還を果たし、水に沈み、泳いで水辺へ立ち、そして自らの足で大地を踏みしめ陸に上がっていった。
私はこの映画を通して、人がこの地球に生まれてくるまでの歴史を感じられた。
この世界にやってくる前に、もう既に宇宙からの旅をしてきたのだな、と。
今がある自分達は、多くの危険を乗り越え奇跡的なチャンスを手にして生まれてきたの。そんなメッセージを感じた。
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- 感想投稿日 : 2014年7月1日
- 読了日 : 2014年5月20日
- 本棚登録日 : 2014年6月21日
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