2023.10.11
本書の指摘するように、スタグフレーションに陥いる可能性が高いのが今日現在の状況だと思う。
ロシアのウクライナ侵攻は終わらないうえに、おとついからハマスによるイスラエル奇襲とその反撃。
世界は不安定化する一方で、アメリカの金利は高止まりである。投資家は利下げへの転換を期待するがそのシナリオはあまりに楽観的にすぎる。
ひるがえって日本は平和ボケの上に物価上昇に賃金上昇が見合わず、実質賃金はマイナスのまま推移している。日本の株主は堅調だが、ちょっといいところどりが過ぎるのではなかろうか。
物価高が収まる兆しなく、賃金の大幅な上昇は見込めない。すると、やはりスタグフレーションの危機はあるのでは?
ハズレたほうが嬉しいがその危機感を持ったほうが良いのでは?
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- 感想投稿日 : 2023年10月11日
- 読了日 : 2023年10月11日
- 本棚登録日 : 2023年10月11日
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