本の内容を読むまで、赤ちゃんが何かを要求する際に自発的に発しているサインのことをベビーサインと言うのかと思っていたが、実際は親が能動的に赤ちゃんに教える簡単な手話のことだった。
ベビーサインを覚えられるようになるのはおすわりが上手にできるようになってから(だいたい7ヶ月頃)ということで、喋れるようになるまでは簡単なベビーサイン(おっぱいなど)が使えると便利なこともあるかもしれない。
とはいえ、あと数ヶ月〜1年も経てば多くの子どもが簡単な言語によるコミュニケーションができるようになるため、聴覚に障害を持っている場合などを除き複雑なベビーサインを苦労して覚えさせるよりは徐々に言語中心のコミュニケーションに移行していけばよいのではと思った。
肝心の内容は4コマエッセイ漫画の形式となっており、ベビーサインの赤ちゃんへの教え方などが事細かく載っているわけではなかった。
最初から4コマエッセイと割り切って読めばほのぼのエピソードに癒やされるかもしれないが、育児で実践的に使えるノウハウを求めている人には向いてなさそう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
育児
- 感想投稿日 : 2022年2月22日
- 読了日 : 2022年2月22日
- 本棚登録日 : 2022年2月22日
みんなの感想をみる