ポリティカルコレクトネスなんぞ屁でも喰らえ、撲殺せよ「意識高い系パリピ」を!
というモチベーションがあれば、大いに愉しめる。
浅はかな人権意識で正義を振りかざす大学生たちは、「未開の地」を「善意」で「文明化」しようとしたヨーロッパ、アメリカ、日本、そのもの。
文化の独自性を踏み躙るやつばらは逆襲されればよい。
そしてまた意識高い系の主人公が、「正統に成長する」展開も、イーライ・ロスにありうべき「正しさ」でびっくり!
(美しい少女と笛の音で通じ合う、なんてのはやや作為が感じられたが)
ゴア描写は抑えめ。
しかし飛行機墜落でパイロットの顔を木の枝が貫くところとか、人体解体の足を抱えて走り回る子供とか、「わかってるー」!
人食い部族の「生活」(人肉は生では喰わず、解体し塩をすり込み煮炊きし……)描写も新機軸で素晴らしい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
洋画
- 感想投稿日 : 2016年12月13日
- 読了日 : 2016年12月13日
- 本棚登録日 : 2016年12月13日
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