社長は少しバカがいい。~乱世を生き抜くリーダーの鉄則

著者 :
  • WAVE出版 (2013年1月25日発売)
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人間味満載の経営者ならではの本。本質を突いた内容がとても素晴らしく、思わず、「うーん、なるほど!」と唸ってしまう箇所が沢山あった。かなり学べた。

上杉鷹山の、「働き一両、考え五両、見切千両、無欲萬両」という言葉が深い。実践できるかなぁ。

あと、個人的には、道徳主義と現実主義をどう捉え、どう行動に移すかは当面の課題。

確かに、人間はマキャベリや韓非の言うように、人は愚かでズルい欲望の固まり。そして日常でも多々そのように感じているし、沢山の辛酸をなめてきた(いる)ように思う。

でも一方、 gumiの国光氏さん(本書とは無関係)が言うように、これからは、強くないと生きて行けないけれど、かつ優しさがなければ意味がない時代。だとも思う。

リスクを避ける為、人の多くはマキャベリや韓非だという前提に立ちながらも、本心は優しくありたいというのが本音。ズルい人間に負けたくないし、純粋無垢な人間には希望や勇気を与えていきたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 経営
感想投稿日 : 2015年1月6日
読了日 : 2015年1月6日
本棚登録日 : 2015年1月6日

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