伝説の外資トップが説く リーダーの教科書

著者 :
  • 武田ランダムハウスジャパン (2008年11月28日発売)
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本棚登録 : 490
感想 : 61
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まさに教科書、ビジネスパーソンとして、リーダーとして必要なこととは何かがまとめられている。内容も良いのだが、章立ての組み立てもよく、非常に読みやすい。時々、振り返るために読み直すにも非常に良いと思う

メモ)
・サラリーとビジネスは違う。サラリーは決められた時間の仕事に対して対価を求め、ビジネスは結果から対価を求める
・リスクを取らない会社はリスクが高い。いかに社員がリスクを取るための仕組、風土を用意するか
・成功の反対は目標の無い生き方をすること
・自分の実力を認識する必要がある。だが認識は実力をつけた後なので、遅れる。諦めるにつづけれるか
・自分が完成したと思ったら、そこで終わり
・いつの時代にも通じる「型」がある。学び続けているか
・自分がなりたいもの。何があるか、何が不足しているか。それを身につけるために具体的な策をもうける
・人気と人望は違う。人気には尊敬と信頼が無い
・人間力を磨く。ビジネスと関係ない人脈、素養も。
・メンター(師)を持つ。3人持つ
・T型、I型ならばT型を目指せ
・会社の方向性は「理念」「目標」「戦略」で決まる
・リーダーは会社の理念を自分の中で消化し、翻訳して部下に伝えれる人
・改善と革新は違う。改善は現状をよくすること。革新は現状を壊し、創る。リーダーは改善しつつも革新を起こす
・組織と人が大事。ジャックウェルチは最初の数年8割をそれに費やした
・なりたい姿は2つある「ビジョン」と「数字」
・部下には目標をたててもらう必要がある
 目標は一緒に作る必要がある。また結果責任が必要
・部下の声が聴けているか。上司が10聞いたと思っても、部下は3しか聞いてくれていないと考える。足りない
・部下に任せ過ぎて失敗と任せなさすぎて失敗では任せ過ぎて失敗がよい。成長する
・部下を成長させるために、まず自分がリーダー人材になる
・法的、道的に正しいプロセスを踏むこと
・自分の後継者を育てること
・優れた人間は自分の強みと弱みを知っている
 弱みがわかれば、それを補う人材を参画させる
 もしくはスキルアップ、メンター
・部下に会議で発言させるには、工夫をすること
 天気でもいいから、とにかく喋らせる
・部下に対してスキを見せてしまう。部下に対して傲慢な姿勢を取る人間は傲慢。本物の姿がそこにある
・スキルとは「機能的・専門的能力」「普遍的ビジネス能力」「リーダーシップ能力」。普遍的ビジネス能力は財務諸表、情報リテラシ。情報は現場にある。現場へいく
・ビジネスパーソンとして成功する重要な要素はコミュニケ―ション能力
・コミュニケーションには情報共有、インスパイア(鼓舞)、エンターテイン(楽しませる)がある。アメリカのエグゼクティブは話し方セミナーを受講する
・総論を理解した上で各論でものをいえるか。日本、業界はどうか。そして我が社は、我が部は、自分はどうか・・・・
・継続性がないものはやらない


読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス
感想投稿日 : 2014年10月26日
読了日 : 2014年10月26日
本棚登録日 : 2014年10月26日

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