おばあちゃんのすてきなおくりもの

  • のら書店 (1990年11月15日発売)
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本棚登録 : 98
感想 : 13
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一人暮らしのハタネズミのおばあちゃん。身体が弱って、ベッドに寝ているおばあちゃんを、モグラとトガリネズミとハツカネズミが訪ねて行きます。あたたかいベットカバーをプレゼントしたり、食べ物を暖めたり、そして、物知りのおばあちゃんからいろんなお話を聞きます。

訳者の掛川恭子さんが、後書きに書かれているのが、いい。
・・・
ひとりで生きていくのはさびしいよ。みんなでいっしょに、やっていこうよ。
自分がよろこぶのもいいけど、だれかをよろこばせるのって、もっとうれしいよ。
どうしてかなって、相手の気持ちを考えてごらん。ほら、わかったでしょ。
そういういろいろなことのなかに、死ぬというのはどういうことなのだろうか、という声がきこえてきます。
・・・
・・・
おばあちゃんが死んでいるのを見つけて、みんなで埋葬してあげます。
誰だって死ぬ。
だけど、それは怖いことではなく、その人の生は生きているものに受け継がれ、あたたかく見送られるものなのです。
老人と若い者が、互いに助け合えれば 日本はもっと よくなるんだろうな〜

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 幼年文学
感想投稿日 : 2012年11月26日
読了日 : -
本棚登録日 : 2012年11月26日

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