大伴家持: 氏族の「伝統」を背負う貴公子の苦悩 (日本史リブレット人 10)

著者 :
  • 山川出版社 (2015年1月29日発売)
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 大友家持の生涯を通して奈良時代の政治を見ていくような構成。大伴家持といえば万葉集の人として知られていると思うが、実際には政治家、軍人であった。しかも一歩引いたところにいたのではなく、政治に深くかかわっていた。この辺りは歴史の教科書からだけでは読み取れないもので、本書を読まなければ万葉集の人のままだったかもしれない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2022年4月27日
読了日 : 2022年4月27日
本棚登録日 : 2022年4月27日

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