よくある経営者本、て感じかな。いろんな困難にぶつかって、そのつど努力と機転と周囲の助けとで切り抜けてきました。成功には強い意志と誠実な心が必要です、という。
経営者が自らの経験を語るなら、経験を具体的かつ厚く記述することに徹するか、経験を一般化・抽象化して整理して見せるかのどちらかでなければ意味がないと思うのだが(両方そろうと名著になる)、そのどちらも中途半端な印象。とくに、具体的な記述が乏しく、わりと核心ぽいところがスルーされていたりする。構成編集担当(という名のゴーストライター)が十分にヒアリングできていないか、語るほどのものがなかったか
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
経済/経営/ビジネス
- 感想投稿日 : 2018年10月12日
- 読了日 : 2018年10月12日
- 本棚登録日 : 2018年10月12日
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