魔法・ロボット・時間・宇宙・異界。これら5分野(?)が発展・あるいは存在する可能性について、関連した世界観を持つ様々なライトノベル(以下、ラノベ)を引用しつつ(空想)科学的に考察する。私は物理学も天文学もかじってないから、妥当性は分からないけれど。
主な感想は、「あぁ、こういう読み方もあるんだな」という驚きと、各ラノベの設定が「こういう読み方」に耐えうるほど緻密なことへの驚き。エンタメ性にとどまらないラノベの持つ魅力が垣間見られて、とても楽しかった。著者も重度の(と言っては失礼だが)ラノベ好きらしく、随分と熱く語ってくれるので、単純に読み物としても面白い。
有名どころ以外のラノベも、そこそこの数が上がっている。本の性質上ジャンルに偏りはあるが、まだ見ぬ良作を探すための参考として読んでみても良いと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本の作家 は行
- 感想投稿日 : 2010年11月25日
- 読了日 : 2010年11月23日
- 本棚登録日 : 2010年11月25日
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