二流銀行のしがない課長代理と欲深く好色な四人の商店街店主が乱交パーティーの末、銀行OLの死という事件後、不正な1億2千万円を巡っての大騒動。出てくる人物がどれもこれも一癖ある小悪人。文字通り好餌をぶら提げられたドッグレース。どたばた喜劇の推理小説ですが、残酷な場面が多い割には、読み終わってなんとも五人の愛すべき中心人物が愛おしくなるという楽しい本でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
推理小説
- 感想投稿日 : 2013年8月26日
- 読了日 : 2001年12月15日
- 本棚登録日 : 2013年8月26日
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