センセレーションな表題、並べられた悲観的なテーマ。それなりに全体を貫いているかの様に見えるが、世の中の風景の一断面を強引に切り取って一部をクローズアップしているとしか思えない。
個別テーマを読んでも何処かで聞いたことがある考察のようにも思え、根拠となるデータもあまり見えない。
アメリカが今後の現実世界で世界支配を強化していくとは誰も思わないだろうが、本書で言うようにそう簡単にアメリカ帝国の終焉は来ないのではないだろうかと思った。読後感はちょっと「がっかり」。
2017年4月読了。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年4月4日
- 読了日 : 2017年4月4日
- 本棚登録日 : 2017年4月4日
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