良かった。前作よりはイチャイチャ度高め。
エリオットの父親関連の話がメインだけど、
タッカーのエリオットを愛しているからこそ、エリオットの家族も信じて受け入れるところ、
タッカーの惚れた弱み感がすごいところ、エリオットの相変わらず的外れな苛立ち、
喧嘩して険悪になっても別れることを一切想定しないエリオット、
喧嘩しても必ず遠いだろうに島に帰ってくるタッカーなど、
二人の不器用だけどお互いを深く愛してもう家族になっているところが最高でした。
ただ、事件自体は前作のほうがハラハラさせられて面白かったかな。
ローランドの昔の運動がどの程度史実に基づくものかは不明だけど、
アメリカにも日本の学生運動のようなものが実際にあったのかな?とアメリカの現代史にも興味が沸いた一冊だった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2019年1月8日
- 読了日 : 2018年12月31日
- 本棚登録日 : 2018年12月31日
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