宝石の国(3) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社 (2014年8月22日発売)
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本棚登録 : 2665
感想 : 103
3

売れてる漫画らしいので、1-3巻を一気に読んだ。

最初はえらい読み辛いなあ、キャラの描き分けがはっきりしてなくて、誰が誰だか分からんと思っていたけど、1巻の終わりあたりから ぐいぐい引き込まれていった。

・2巻から、巻頭に簡単なキャラ紹介がカラーで載るようになって分かりやすかった。登場人物が多いからこれは助かる。

・戦闘描写がとにかくスタイリッシュ!黒点から月人が現れるとことか、ぞっとする。
すごく「間」を大事にしてる感じがする。コマとコマの間の動きが省略されてて、その間を読者に想像させるような印象を受けた。

・月人って気味が悪くてぞっとする。断面図の蓮根みたいな穴も生理的な嫌悪感を煽って、より不気味なキャラになってて良い!

・フォスとシンシャのやり取りがなんとも切ない。
あと、ダイヤとボルツの組み合わせが好き。
先生が可愛い。

・ナメクジの王が、まさかあんな綺麗で巨乳なお姉さんだったなんて!発言内容とか口調からして、てっきり中年親父だと思っていたよ…。

・3巻の中頃からどんどんトランスフォームを繰り返していく主人公フォス。アンタークの最期のシーンと、その後に主人公が覚醒する描写が凄くて、ぞわって鳥肌が立った。

・アンタークとフォスのピンヒールがかっこいい。

・人間が魂・肉・骨に分かれたとか、先生は一体何者なのかとか、気になることばかり!続きが楽しみ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年3月19日
読了日 : 2015年3月19日
本棚登録日 : 2015年3月19日

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