逃げるは恥だが役に立つ(3) (KC KISS)

著者 :
  • 講談社 (2014年2月13日発売)
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感想 : 61
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契約結婚がバレてしまったことで、風見から提案されたみくりシェア。平匡の妻をしながら風見の家事代行業を始めるみくり。「稼ぐためにみくりは嫁ぐ」という語感が好き。しかし、平匡は自尊感情のなさから嫉妬をして壁を作ってしまう。みくりの自尊感情講義は勉強になった。

「自尊感情 自分自身を 基本的に価値あるものだとする感覚 自尊感情の高い人は成功体験をより強く認識して自分を より肯定するし 低い人は 失敗体験をより強く認識して自分を より否定する」
ぼくはまさに自尊感情が低い人間だなと。過去を振り返った時に失敗体験ばかり思い出してしまって落ち込むことが多い。こうやってマンガを通して客観視できると、成功体験をもっと大切にしなきゃと考えられそう。

そして、自分の殻へ閉じこもろうとする平匡を外に出そうとグイグイ行動するみくりが魅力的。仕事としての妻だけではなく、役割としての恋人へとステップアップする二人。「渡す愛情と同等の愛情を お互いやり取りする」って意識は、普通の恋人や人間関係でも無理しない程度に持って行動するのは大事だよね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2020年4月8日
読了日 : 2020年4月8日
本棚登録日 : 2020年4月8日

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