「警察官は市民を守る正義の味方!」
プリキュアと同じはずなのに、大人にも子どもにも人気がない警察官。それでも市民の日常を守るために日々働き続ける警察官のハードな日常。今回も笑いありシリアスあり、変幻自在で楽しませてくれる。
現場のプリキュア回は川合の覚悟が伝わってくるいいエピソードだった。拳銃よりもずっと殺傷能力が高い車なんだから、銃撃戦に挑むくらいの緊張感をもって運転してもいいって言葉は納得の一言。警察官が身を守るための発砲を一つしただけで大騒ぎするくらいなら、日々起きる交通事故や自らの安全運転にもっと意識を向けてもいいはずなのにね。
鑑識回も印象深い話だった。ドラマで指紋などを調査している印象が強い鑑識だけど、その後のフォローの重要性が語られていたのがよかった。捜査には必要なことかもしれなくても、粉を丁寧に落として被害者へ返すこともまた大切なんだと。被害者の日常を元に戻すこと、それはどんな捜査にも言える基本なのかなと感じた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2020年11月8日
- 読了日 : 2020年11月8日
- 本棚登録日 : 2020年11月8日
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