一流な建築家の思考が知りたくて読み始めたら、建築の枠にとどまらない、超一流な知の巨人の頭の中、手の動かし方を目撃することができる凄い本だった。
コールハース自身が凄まじいのは言わずもがなだが、周辺インタビューでチョイスする対象はもちろん、本全体の構成、そして何よりライティングの中に流れる批評家精神に富んだ言葉たちが、非常に魅力的だった。瀧口さん、おそらくはじめましての著者さんだったけれど、すっごい素敵な執筆者さんだな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
アート
- 感想投稿日 : 2021年7月7日
- 読了日 : 2021年7月7日
- 本棚登録日 : 2021年7月7日
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