(借.渋谷区立図書館)
2巻目は昭和10年から36年に発表された作品。こうやって年代順に読んで行くと、東雅夫氏の解説にもある通り何となくその時代を感じられるようだ。個人的には1巻のほうが好き。だんだん作品としてまとまりが感じられなくなるような気がする(作者毎、作品毎の差異はあるが)。それが不安を感じさせより怪異を感じられるような効果といえばそうなのだが…
その辺が紀田順一郎氏の序文に書かれている「日本怪奇小説の独自性」云々ということなのだろう。
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- 感想投稿日 : 2021年1月29日
- 読了日 : 2021年1月28日
- 本棚登録日 : 2021年1月18日
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