引退したオペラ歌手の夫人の庭に、ある朝突然1本の木が植えられていた。
不安がる婦人はその後失踪し、隣に住む3人の歴史学者と元刑事がその謎に挑むことに…。
主人公となる4人がしっかりキャラ立ちしていて、掛け合いシーンなど非常に楽しい。
オチはそれほど凝ったものではなく、ミステリを読み慣れていたら想像がついてしまう。
しかしそこに行き着くまでの伏線の回収が見事で、最後の畳み込むような真相解明のシーンまで楽しめた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
翻訳ミステリ
- 感想投稿日 : 2012年2月28日
- 読了日 : 2012年2月28日
- 本棚登録日 : 2012年2月28日
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