ジャッキーのゆめ (PICT.BOOK)

  • ブロンズ新社 (2012年2月1日発売)
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本棚登録 : 477
感想 : 20
5

くまのがっこうシリーズ11作目。
多分、1番人気の作品。
ジャッキーとおにいちゃんたちがジャッキーのゆめについて話す会話で進んでいく。
透明感のある水彩絵が美しく、いろいろな場面やジャッキーの衣装が描かれていて見ていて楽しい。
表紙の金で箔押しされた星が印象的。

【ママ評価】★★★★★
くまのがっこう好きの母。
「くまのがっこう 」シリーズの中で一番場面転換が多くて、ジャッキーの衣装もいろいろ描かれていて、文が読みやすいかも。
ジャッキーとおにいちゃんたちの会話で進んでいき、文が長たらしく感じない。
同シリーズの他の作品では文が長く感じることが多々あるけど、こちらの『ゆめ』は最後まで心地良いペースで読める。
絵も透明感があって非常に綺麗。
「くまのがっこう 」シリーズの全作品の中でも絵柄は『ジャッキーのゆめ』あたりが一番好み。
水彩の透明感があって、色合いが美しい。
塗りも丁寧で、1ページ1ページ画集のように見て楽しめる。
テーブルクロスやお菓子のパッケージ、ひとつひとつがガーリーで大人可愛い。
内容も温かくて安心感がある。
子どもらしくあれこれ広がるジャッキーの‘ゆめ’を微笑ましく読めて、‘今の暮らしや日常がなんでもないようで幸せだよね’というメッセージも温かく心に残る。

【息子評価】★★★★★
くまのがっこうシリーズでも読みたがる頻度が高い作品。
早いうちにタイトルも覚えて「じゃっきーのゆめ、よみたい」と持ってくるようになった。
文もところどころすぐに覚えた。
「すっごいでしょー」は日常生活でも言うようになってちょっとした口癖のようになっている。
毎回お決まりで反応するところもある。
ゾウが出てくるページでは「ぞうさんだー!」と母の読む声を掻き消すのがお決まり。
おにいちゃんが相談している場面で「じゃっきーは?」とジャッキーがなんでいないか聞くのもお決まり。
あと、最後のページでも「でいびっどは?」とデイビッドがどこにいるかを必ず聞く。
おにいちゃんたちがいるならジャッキーもいる、おにいちゃん・ジャッキー・ルルロロもみんないるならデイビッドもいる、というのが息子の中でしっくりくるのかも。
シリーズをたくさん読んでいるだけのことはある。
2歳5ヶ月

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 買った
感想投稿日 : 2024年4月30日
読了日 : 2024年4月30日
本棚登録日 : 2023年12月10日

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