子どもの頃からの英語教育にどちらかと言うと否定的な私ですが(それよりも国語教育のが大切、英語を話せたところで自分の主張ができるようになるわけではないという考え)、この筆者の主張はとても腑に落ちました。世界に通用するためには、英語が話せればいいというわけではなくて、自分の国を知り日本人としてのアイデンティティをしっかりもつことが大切だと気づかされました。子どもの頃からの情操教育は重要なのですね。そう考えると、筆者も述べていた通り、たくさんのことを吸収できる貴重な時期に、テレビやゲームで時間を費やしてしまうのはまったいない!私も子育て中ですが、子どもたちには有意義に時間を使ってほしいと思います。
自分が高校生の時にはそこまで深く考えずに受験する大学を選んでいましたが、この本に書いてあるような視点でもっとしっかり大学を選んでいたら、私の人生はもっと違ったものになっていたのかもしれません。選択した大学に後悔がある訳ではありませんが、子どもたちが大学に進学するとなったら、これくらいしっかり考えて決めてほしいなぁと思いました。
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- 感想投稿日 : 2020年11月22日
- 読了日 : 2020年11月22日
- 本棚登録日 : 2020年11月22日
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