要は、WGIPなんだが。
米国というか西洋文明は、日本の文化を理解できなかった。
特異な、何つか、トイレトレーニングまで持ち出して、神道と一時的な軍国主義を結びつけて、精神的武装解除が必要だと結論づけた。
ひでえ話だが、日本も潔いというから、多分負けたから、言うこときかなあかん的な発想があったんだろうと思う。
この本の他の本と違うのは、後半、そうやって、日本文化を否定した後に何が起こってどうすべきかという、提言まで書かれていることだ。
全てそこに原因を求めて良いのかどうかは一歩引くべきなのだろうが、言うてはることはむっちゃ分かる。
絆をほだす、と読み、それは手足を縛るしがらみで、それを超えることが絆だって、もうそれだけで読んで価値があった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年4月17日
- 読了日 : 2022年4月17日
- 本棚登録日 : 2021年3月15日
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