仕事のなかの曖昧な不安: 揺れる若年の現在 (中公文庫 け 2-1)

著者 :
  • 中央公論新社 (2005年3月1日発売)
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本棚登録 : 229
感想 : 16
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言われてみればリアルには感じられない格差社会。
非常に面白い内容だった。

自分自身も結構がんばって働いてるつもりだけど、統計によると週60時間以上働いている人口は「若干」増えているそうだ。
週60時間ということは、土日完全休み、一日朝8時から夜9時まで。昼休みをきっちり1時間とった場合。
でも、こういう人口が若干しか増えていないという統計にはさすがにちょっと驚いた。

作者の言う「夢を持て。でもがんばるな」というメッセージ。今、もっとも世の中で足りない且つ必要な感覚だろうな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス
感想投稿日 : 2008年5月5日
読了日 : 2008年5月5日
本棚登録日 : 2008年5月5日

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