『黒犬』の優樹さんの感想・レビュー

HIGH SCORE 15 (りぼんマスコットコミックス)

著者 : 津山ちなみ

• 集英社 (2016年7月25日発売)

この四コマ漫画を書店で手に入れると、夏が来たな、と感じる
男も女も変わらずに楽しめる四コマ漫画ってのは貴重だから、ホント、毎年、楽しみにしている
りぼんコミックスなので、一応、少女マンガの括りに入るんだろうけど、もう、このブラックで毒の感じる内容は、少女向きじゃないわｗｗｗ
感想の書きがいがあるのはイイんだけど、一つ問題があるんだよな
２１周年の歴史は伊達じゃないのだが、それだけに、今更、どこを褒め、推すべきなのか、感想のストックが尽きてしまったのだ
強引に挙げるなら、歴史が重なったことでキャラの魅力が未だに、ドンドン明らかになっていく点だろうが、そこは他の人も気付いているだろうし、うん、参った。（１６）は、もうちょっと、気の利いた感想を書けなきゃ、津山先生に申し訳ない
失礼ついでに、もう一つ、この（１５）を読んで、ふと思ったコトを書くが、津山先生、『HGH SCORE』連載だけで生活できてるのかな。ＯＬなどの副業をしているのか、他の先生のアシスタントに入ってるのか、それとも、別名義でジャンルの異なる漫画を描いてるのか
この（１５）は、どれも捧腹絶倒の回ばかりだが、特に跳び抜けて、私の笑いのツボにストライクだったのは、私が二番目に好きな男子キャラ、死神こと常磐津次郎とお姉さん、そして、豚のミミちゃんが絡む回。次巻でも、この家族の回が収録されていたら嬉しい
この台詞を引用に選んだのは、魔王系女子たる愛実のピュアっぷりに不覚にもときめいてしまったので。かつての、大好きアピールにも、１００％の恋心が詰まっていたけど、個人的にゃ、こちらの方が男的にゃ言われたら弱いわ

感想投稿日 : 2016年9月9日

読了日 : 2016年8月13日

本棚登録日 : 2016年7月25日