ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。(2) (ガンガンコミックス)

著者 :
  • スクウェア・エニックス (2016年8月22日発売)
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本棚登録 : 266
感想 : 8
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もう、たまんねぇなぁ、ってのが読み終わっての第一の感想
ホント、この『ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。』は、四コマ漫画好きも、ラブコメ好きも、メガテンシリーズで悪魔が好きになった人も、満たしてくれる
帯に書かれてる、「ベルゼブブさん、悪魔だけどマジ天使!」には、首が千切れるくらい、激しく同意したい
可愛い上に、おっぱいがデカく、しかも、天然。こんだけの魅力が揃っていて、キュンと来るなって方が無理なのに、ミュリンに対しての態度が、もう、乙女すぎ!!
早くくっつけよ(物理的にも)、と思う一方で、ベルゼブブ嬢の無意識のフェロモンにDTなミュリンが振り回される様を見てたいな、しばらく、と思う
そんなメインの二人に負けない個性の持ち主である悪魔が、この(2)でも次から次へと登場する
実際、しっかり、資料をチェックしているのか、悪魔らの特性を残しつつ、オリジナリティ溢れた容姿と性格にしているmatoba先生、さすがだ
しかし、悔しい事に、エウリノームが誰なのか、が判らないんだよな。勉強不足だ、と痛感
堕天したってことは、生粋の悪魔じゃなく、元・天使なのかな? その上で、別名の中でもマイナーな名前を名乗られちゃっているとなると、少しキツい。あと、この感想を書きながら、ふと、「あれ、もしかすっと、matoba先生のオリジナルキャラか?」と思ってみたり
この(2)で新たに登場した悪魔の中で、私の推しはダンタリオン。読書が三度の飯より大好きな美少年、エウリノームでなくとも、人目も弁えずに興奮しちゃう。しかも、実は美少年なのは外見だけで、年齢が結構、行ってるって設定も最高だ
お気に入りの回は、第11話。お姫様だっこに、おんぶ、そして、高いヒールでちょっとだけ縮まる、気になる人との距離、そんな少女漫画っぽい要素が詰まりすぎ。ベルゼブブ嬢のキモチに気付かず、低い主も可愛い、と思っちゃっているミュリンの鈍さもいい
この台詞を引用に選んだのは、切実だなぁ、と感じたので。世の中には、いくら頭を抱えても答えが出ない難題がある。そんな時は、両方を選ぶのが正解のような気がしてならない、今日この頃

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コミック(SE)
感想投稿日 : 2016年9月21日
読了日 : 2016年8月28日
本棚登録日 : 2016年8月22日

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