のみじょし 5 (バンブーコミックス)

著者 :
  • 竹書房 (2018年11月7日発売)
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本棚登録 : 69
感想 : 4
5

ほんと、読むと楽しい気持ちになれる
下戸の私でも楽しめる漫画を描いてくださっている事に、改めて、迂闊先生に感謝したい
ぶっちゃけ、この『のみじょし』を読んでも、自分はお酒を飲んでみよう、ってチャレンジ精神は芽生えない
いや、迂闊先生の顔に泥を塗りたい訳じゃなく、どうしても、アルコールが体質に合わない。ビール、ワイン、日本酒と一舐めを試してみたが、どれも、気分が悪くなってしまう始末
今更感はあるが、二十歳の頃から、もうちょい、体に馴らしていたら良かったのかもしれない
まぁ、酒が飲めなくても、人生は困らない、と負け惜しみを私が吐いたところで、この『のみじょし』の質の高さは変わらない
酒は飲めないままだが、楽しくお酒が飲める人の集まりには顔を出したくなった
自分が飲めなくても、道子さん達のように、楽しいお酒の飲み方をしている人が盛り上げる宴なら、間違いなく、退屈はしないはずだ
確かに、彼女らはハイテンションなので、基本的に、食事は静かに楽しみたい私としちゃ、そのノリに付き合えるだろうか、って不安はある
けど、彼女らはお酒だけでなく、食べる事でも全力で「楽しい」を提供してくれる美女ぞろいだ
なら、きっと、一緒にウェェェイできそうである
この『のみじょし』が良い、と推せる理由の一つには、失敗も誤魔化されずに描かれているってのがある。特に、道子さんは、ちょいちょい、やらかしてしまっている
そんな彼女の姿を見て、アタシもやったなぁ、これ、と思い出した黒歴史を肴にし、お酒が一層に進んじゃう女性の読み手も多いんじゃないだろうか
やはり、このアルコールコメディは、アニメよりドラマにしてほしい
ただ、問題はある
容姿や演技力は当然として、道子さんらに劣らぬくらい、お酒を楽しく呑める、本気でお酒が好きって女優さんでなければ、任せて欲しくない、ファンとしちゃ
それこそ、「朝までハシゴの旅」に出る女優さんくらい、飲みっぷりと酔い方が、見ていて気持ちよければ、安心して、ドラマも観られるって話だ
この台詞を引用に選んだのは、美園さんがカッコ良くて、頬が熱くなってしまったので
姉萌えは、これといってないが、こんなお姉さんなら欲しかった
「飲めようが、飲めまいが、武流は武流、私は私。残って家を助けてるのは武流、出てったのは私。もっと、うちの長男を立ててもらわないと困る」(by美園さん)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コミック(竹書房)
感想投稿日 : 2019年3月9日
読了日 : 2018年11月17日
本棚登録日 : 2018年11月8日

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