時の扉を開けたら連続殺人。
死を目前にした妻を救うために過去のあの時へとタイムトラベルをした主人公。
時の扉を開ける感覚、早速の連続殺人にいきなり交感神経が活発に…そして見事にそれが最後まで持続する、面白い作品だった。
竜泉家の相関図、館の見取り図はもちろん、とにかく描写が細かい印象。
そのため読み手も登場人物の一挙一動に敏感になる。
刻一刻と迫るタイムリミット。
徐々に絞られていく犯行可能な人物。
終盤は読み終えたいような終えたくないような感覚に心は板挟み。
タイムトラベルがもたらした結末を最後までしかと見届けようやくリラックス。
このラストシーンもキラキラ、良かったな。
ちなみに脳内にはずっとWANDSの「時の扉」が流れていた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年11月24日
- 読了日 : 2019年11月24日
- 本棚登録日 : 2019年11月24日
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コメント 2件
あいさんのコメント
2019/11/25
くるたんさんのコメント
2019/11/25