楽しめた、一冊。
特殊技術で開発された小型飛行船。
その性能確認試験の飛行中にメンバーが一人変死。
そしてお決まりの次なる犠牲者が…。
脱出不可能、いわゆる密室状態で読者をいざなう本格ミステリ。
なかなか最初はペースが上がらなかったけれど一人また一人…にやっぱり謎解き心はくすぐられた。
一つの疑問、矛盾が消えてもまた一つの新たな謎が生まれる。
それをマリアと蓮のコンビが読み手の頭をも整理し、一緒に謎解きにいざなってくれる、この過程が読みやすくて良かったな。
読後は うん、楽しめた、そんな思いが湧き上がった作品。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2020年5月29日
- 読了日 : 2020年5月29日
- 本棚登録日 : 2020年5月29日
みんなの感想をみる