(あらすじ)
「あんたにとって、俺はなんなんだ?」
銃を手に意識を取り戻したとき、
安見亨はそれまでの記憶をすべて失っていた。
俺は誰だ?この銃は...?
自分に怯える安見に名前を教え、
優しいけれど得体の知れない闇を感じさせる男、火野。
安見は何かから逃れるように火野に溺れていく。
一方で、高仁会前会長の殺人事件をめぐり、
ある男たちが呼び出されていた。
関東侠和会に属する那岐と加賀谷だ。
那岐は加賀谷を誰よりも必要としていたが、
男としての愛情は受け入れることができずにいた。
交錯する過去と現在。
そして、因縁。
男たちの闘いが始まる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
英田サキ
- 感想投稿日 : 2010年6月28日
- 読了日 : 2008年9月25日
- 本棚登録日 : 2008年9月25日
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