寄生獣(1) (アフタヌーンコミックス)

著者 :
  • 講談社 (1990年7月23日発売)
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本棚登録 : 856
感想 : 38
3

アニメ版を観た。

マンガの表紙にいる主人公と、アニメ版のキャラクターデザインが異なるけど、ちょっと色々と考えさせられた。結局、人間とその他の生き物との共存については、おそらく永遠のテーマだとは思う。


【以下、ネタバレ】


子供を産んだ女性型の寄生獣のエピソードはグッとくるものがあり、彼女が発した言葉は、どれだけ人間を食って殺しても、寄生獣は所詮、人間もしくは動物の体が無ければ活動ができないし、人間が持つ本能によって毒される……人間らしくもなれるというのは納得感がある。

ミギーのあれは、ミギーなりの思いやりだったのかな。途中からだんだん可愛く見えてきたから、ちょっと名残惜しい気もする。

しかしまあ声を平野綾がやっていたのはエンドロールを見るまで気付かなかった。さすが声優さん。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マンガ/アニメ
感想投稿日 : 2021年4月20日
読了日 : 2023年2月16日
本棚登録日 : 2021年4月20日

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