アウシュヴィッツを生き延びた筆者による収容生活の記録。どれだけ劣悪な環境下でも精神のバランスを保とうとする人間本来の強靭さが印象的。「完全な幸せも、完全な不幸もこの世には存在しないことを、誰しもが人生のいずれかの段階で知る」という一文が妙に記憶に残っています。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
Nonfiction
- 感想投稿日 : 2009年7月17日
- 読了日 : 2009年7月17日
- 本棚登録日 : 2009年7月17日
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