一度太るとなぜ痩せにくい? 食欲と肥満の科学 (光文社新書)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334043643

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  • 肥満の仕組み、食欲の仕組みなど最新の基礎生物学の知見から肥満抑制を解説。また、読み物としても面白く、例えばスカトールという分子は低濃度だとジャスミンの香りだが、高濃度になると大便の匂いに変わるから大変です。また、人気漫画「ザ・ファブル」の恐怖を感じない男は、脳内の扁桃体が壊れているからという雑学もナイスです。

  • 何度も読み返している。高血圧のメカニズムなど説明が丁寧で、参考書より分かりやすいような。飽食の時代、砂糖と脂肪を摂りすぎている。エネルギー過多より運動不足が問題。メタボ、肥満への危機感が増した。

  • 味覚の科学的根拠から太るメカニズムという展開が新鮮だった。

  •  数々のダイエットを試しては挫折し、いろんな本も読んできたけれど、この本は良い。
    こういう本を最初に読まなかったからいけなかったんだな、と思う。
    何故なら、太るとどういう事が身体の中で起きやすくなって害となるのか、そのメカニズムをよく知らないまま、あれがこれに効く、ここに効くと聞いては無暗に取り入れようとしても、結局続かない。根拠(基礎知識)がないからわけもわからず試しては挫折する、を繰り返していたのだなと思う。

     食欲や身体の仕組みを知る上で、とてもわかりやすく書かれている本だと思う。理科系が全くダメな私にも理解できたから。こうすれば良い、という具体的なアドバイスは少ないかもしれないけれど、食欲を制するためのモチベーションを養うにはとても良い本だと思う。
    図書館で借りたけど、書店で手に入るうちに購入した。

  • 現代社会は脂肪と砂糖があふれている!
    美味しい物を食べると幸せな気持ちなる。この快楽性の食欲により、必要以上に食べてしまう
    レプチンなどのホルモンや食欲に関連する脳の働きなど、分かりやすく説明している

  • 一度太るとなぜ痩せにくい? 食欲と肥満の科学 (光文社新書)

  • 東2法経図・6F開架 B1/10/958/K

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