あの日のきみを抱きしめたなら 1 (バーズコミックス ルチルコレクション)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス (2008年7月24日発売)
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本棚登録 : 512
感想 : 20
4

好物の幼馴染みの年下×年上美人なので、浮かれて読ませていただきました。
ゲイをカミングアウトしている秀利が酷い男に引っかかるのを、毎回心配して見ている健吾。
ああ、両片想い。キュンキュンします。
昔、秀利が健吾に告白しようとした事に気付かず、結果的にはふってしまう結果になった事を健吾はずっと悔やんでいるのですが、BLじゃない普通の話でただの幼馴染みだという設定だとしても、もう最初から秀利にベタ惚れにしか見えないのですが。
秀利が、女々しいと云う意味ではなく本当ただのヒロインなので、つくづく自分はこういうタイプ好きだなあと思うのでした。美人受け、大好物です。

偶然、付き合っている男が秀利に暴力をふるっている現場に居合わせた健吾は、その男を殴りつけて、秀利と無理矢理(?)関係を持ってしまいます。
これでめでたし、めでたしではなく、スタートなのですが。
20代のゲイの焦りもよく分かるので、全体的に秀利がゲイである事に関する葛藤が描かれていて、じれったいと思いつつも、秀利には幸せになって欲しいなあと思って読んでいました。
二冊まとめて購入したので、これから2巻読みます!

山本さんは、この頃の絵柄が一番好きです。
今は大分変わられてしまいましたよね。
可愛い絵柄なのですが、健吾の同僚の女子(いい姐さん。好き)はちゃんとOLしてます。なのに、何故秀利が付き合ってるDV男だけがスーツ来てても子供にしか見えないんだろう。これはすごく違和感でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: BL漫画
感想投稿日 : 2014年6月6日
読了日 : 2013年9月23日
本棚登録日 : 2014年6月5日

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