何も知らない青年が
殺人などと大それた事を起こした
きっとこの人は、自分以外に信頼できる人が居なかったんだろうな
逮捕後に綴るこの日記には
次第に共産主義に傾向していくが
コレもまた
それしか知らない人が初めて触れるモノに
浸透していくのは否めず
この人の
強気な発言
高飛車な態度
でも、反面
孤独も恐れも
人間が考え得る精神で
どんどん 崩れていく様が悲しい
私はこの人の
「私の花」で
涙が止まらなくなった
この人は、人間なんだ。
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- 感想投稿日 : 2015年5月21日
- 読了日 : 2015年5月21日
- 本棚登録日 : 2015年5月20日
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