小説仕立てでとても読み易いのがGOOD。
著者は(株)スコラ・コンサルトの社長であり、現在もプロセス・デザイナーとして現役で企業風土改革のサポートを続けている。
実際の体験をもとにドラマ仕立てで仕上た小説。
会社に入って頂いているコンサルティングの方が著者の柴田さんとお知り合いでこんな風に言っていました。
「ある会社のコンサルを初めて1年たった時に、今は何をしているのですか?と訪ねたら”自己紹介です”との事。1年間ずっと自己紹介を続けているんですよー」と半ばあきれ顔で教えてくれました。
影響を受けたキーワード
・”気楽に真面目な話をする場が必要”
昔より仕事以外の会話をする場が減ってきている。それは時代の変化でどうしようも無い。にも関わらず「コミュニケーションが足りない!」や「俺の若い頃は・・・」といっても仕方が無い。職場内で活性化を促す為にもオフサイトミーティングが必要である。
・”衆知を集めて一人で決める”
大枠の合意を得て進める事は大切だが、末節についてはその担当者が、皆の意見を集めて最後には責任を持って決める!事が非常に重要である。
読中、読後にいろいろ考えさせられる本でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ビジネス
- 感想投稿日 : 2010年1月19日
- 読了日 : 2010年1月19日
- 本棚登録日 : 2010年1月19日
みんなの感想をみる