証し (幻冬舎文庫 や 10-2)

著者 :
  • 幻冬舎 (2008年4月1日発売)
2.66
  • (3)
  • (30)
  • (134)
  • (76)
  • (25)
本棚登録 : 717
感想 : 100

親子関係は血縁か育ての親か…
卵子提供者とその卵子をもらって身ごもった母親。
生まれた子供が高校生になった時に殺人犯として追われ、自殺してしまう。
卵子提供者は子どもを信じ、育ての親は信じ切れないという設定。
でもかなり無理な設定で驚く。
この作家の本は2冊目だけど、償いは良かったのに…という印象。
一家四人をそんな理由で子どもも含めて殺す?
真相が判明するけど、何人かの友達を呼んだだけで、そんなにうまく人選して聞き出せる?
卵子提供者は異常な人間なので、その遺伝子が子どもに遺伝したのかとも思う。
猫が何か殺人に関係あるのはすぐ分かったけど、何だか後味が悪い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年12月27日
読了日 : 2016年12月27日
本棚登録日 : 2016年12月27日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする