フィデルマが尊敬している恩師たちの振舞や思考に幻滅させられる短編集。
フィデルマの叡智を試すと称して、彼らより立場の弱い人物に犯罪じみた策略を実行させるのは、徳の高いはずの人間の振舞としてどうだろう。
フィデルマの超人ぶりを際立たせるため、作者は安易な方法を用いすぎたように思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2018年6月30日
- 読了日 : 2018年6月30日
- 本棚登録日 : 2018年3月30日
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